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和菓子も、良いよねぇ。 [本]

ほのぼの。
和菓子も、好きなんです。


和菓子のアン (光文社文庫)

和菓子のアン (光文社文庫)

  • 作者: 坂木 司
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2012/10/11
  • メディア: 文庫


週末、電車で出掛ける時の本を、何にしようかと
積ん読タワーの中から上の方のを選びました。
ここのところ、『何読んでいるの?』と聞かれて答えにくいものばかりだったもので。
(いや、誰にも聞かれないけどさ。相変わらずのおっさん本・・・)
オビの、『心に残った本』ランキング2011年、第1位!っていうのよりも、
表紙の可愛いおまんじゅうに、ふらふらっと引き寄せられたのでした。

主人公の梅本杏子は、高校を卒業後、大学に行くほど勉強が好きなワケでもなく、
かといっていきなり就職というのもピンと来なかったため、ぷー。
このままではまずかろうと、百貨店の和菓子屋でアルバイトをすることに。
150㎝、57kgのぽっちゃり体型の彼女、恋愛では対象外とされる立場であったため、
軽く男性恐怖症。
うん、自分で思っていても、他人に言われるとえぐられるわ。
そんなワケで、お店に女性だけだった和菓子屋みつ屋をバイト先に選びました。
バイトを始めると、とっつきにくいイケメン社員、立花が現れます。
和菓子職人志望だが、売り場でも良い働きをするという。
椿店長(女性)とで社員は二人、アルバイトは杏子と大学生の桜井さん。

『デパ地下を舞台にした、ほのぼのミステリー』とオビにはありますが、
ミステリー分類は、どうなんだろう?
杏子の、和菓子への素朴な愛情というか、食い気、が伝わって来て、
『うわ、ちょっと美味しい和菓子が食べたいよ!』て気になる。
立花のとっつきにくさは、乙女系男子がばれないように、って事でしたが、
和菓子のうんちくと情熱には、ほほうと。
杏子はほのぼのキャラ(やや、作りもあり)と、他の三人の強烈さが良いのかも。

結局、電車の中以外でも止まらず、その日に一気読みしてしまいました。
ほんわか、がたまらんです。
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