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夏の眠り。 [本]

暑さに、目が覚める。
眠りが浅いんだか、なんだか。
クーラーのタイマーを1時間にして、再度眠る。
こんな眠り、いい加減疲れるなぁ。


シートン(探偵)動物記

シートン(探偵)動物記

  • 作者: 柳 広司
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/05/20
  • メディア: 単行本


シートン動物記を下敷きにした、シートンの人となりをメインに持ってきた
オマージュ小説、のようなもの。
フリーマントル氏の『シャーロック・ホームズ』の読みにくさと比べたら、
段違いに読みやすい。

新聞記者の私が、80歳を超えたシートンのところへ、
まるで推理小説のような体験談を聞きに行くくだりも
不自然さは感じられない。
『狼王ロボ』の話は、小学生の時に呼んだ内容だったけど、
ぼんやりと覚えていて、
『そういえば!』とか思ったのもあるのだろう。
子供が読むにも、おもしろいものだと思います。

ただし、柳氏の作品を呼んだのがこれが初めてじゃなくて良かったな、
とは思ったのですけども。
既に読んだ作品の方が、モチーフとしてそそられるものがあったもので。
これを入門的に読んでみると、入りやすいかも、とも思います。


グリーン・カルテ

グリーン・カルテ

  • 作者: 川上亜紀
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2009/10/17
  • メディア: 単行本


初めての作者です。
主人公の若い女性が潰瘍性大腸炎で、
そのぼんわりと過ごす日常を綴った物語です。
入院生活とかの描写を見ると、大変そうな感じが伝わって来そうなものですが、
どうにも主人公の考えが読めなくて、一体主として伝えたいものは何なのか?
といらいらしてしまいました。

他2編も、今一つ主題が読めず。
ちょっとなぁ、な感じでした。


陽炎―東京湾臨海署安積班 (ハルキ・ノベルス)

陽炎―東京湾臨海署安積班 (ハルキ・ノベルス)

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 単行本


『東京湾臨海署 安積班』のシリーズのものです。
ちょうどテレビの刑事ドラマで『ハンチョウ』シリーズやっているところですが。
横山秀夫氏の『臨場』が、原作すごくおもしろかったのですが、
テレビのドラマはワケが分からなかったな。
結構、ハンチョウシリーズはそこそこなので、原作はどうかな〜、と。
今野氏の警察ものも味があって好きなのですが、今回のこれは、
図書館にあったシリーズの本で一番作品の日付が古いのを借りたもので。
シリーズものは最初から読まないと、なぁ。
テレビの方の設定も全く違うものにいじったワケでもなかったようで、
なんとはなしに分かる。
ちょっとこの、陰の有りさ加減が良いかも。
しかし、次に読むなら、順にいくべき、だな。

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