地震について、思うこと。

今回の大地震で、そのうちに用意しようと思ったまま、
結局中途半端だったのを思い出したのでした。
防災用の非常持ち出し袋。
今のままでは、役に立たない。
入っているのは、手回しラジオと懐中電灯、折り畳み水入れ、寝袋。
飲料水や非常食、服なんかは全然ないし。
とりあえず、家の近くの中学校に避難すれば、
何とかなるだろう位しか考えていませんでした。
水と食糧、買っておかねばな。

金曜日は、事務所でパソコン書類仕事をしている時に揺れ始めたのでしたが、
みんなが『ん？あれ？地震⁈』とざわざわしていたところへ、
ズズズズッと来て、ドンッと来ました。
『何か長いね。』と様子をみていたところ、課長が我にかえったように
『あっ！逃げ道確保！ドア開けて。』
それからドアの近くのキャビネットを押さえつつ、様子を見ていましたが、
激しくなってきたので、『みんな、廊下へ出ろ‼』の指示。
人数確認係の私は、点呼取りながら皆を並ばせ、
課長の指示で、揺れが小さくなって来たところで、並んで工場の外に避難しました。
他の課の人達も、続々と出て来ました。
『いつもの避難訓練だと、あっちからだろう⁈』
『いえ、こっちの方が外に出るには早いから、危険が少ないです‼』
そんなやり取りを、後ろに続いてやって来る他の課の課長とし、
外に出てから、ワンセグでニュース見る人にみんな情報を求め、指示を待ちました。
ぐるっと工場を大回りしてから、全体の集合場所へ。
その途中で、外壁が落ちて倉庫の中が見える所なんかがあり、
会社のロゴ看板も落ちたところから、蛍光灯が光っているのがみえたりして、
鉄筋コンクリートの工場でこうなのに、外側はどれだけ崩れてしまったのか？
家族が心配でなりませんでした。
それにしても、避難訓練のおかげでパニックにもならず、
けが人も出さずに逃げられて、練習ってすごいんだなと改めて感じました。